パラキシリレンとは
パラキシリレン系ポリマーの総称で、ベンゼン環がCH2を介してつながった構造をしています。
真空蒸着で重合したパラキシリレンは、非常に安定した高い結晶性を持つ結晶性ポリマーで
絶縁性・耐熱性・耐薬品性・生体適合性に優れ、非常に薄膜で均一な厚みのコーティングが特長です。
特長
- 常温での蒸着重合が可能なので、あらゆる物にコーティングが可能
- 原材料のパウダー量により膜厚をコントロール
- コーティングしたフィルムは完全にピンホールフリーであり、 複雑な形状や非常に狭い隙間にも均一の厚みでコーティング することができます。
- 湿式のコーティングとは異なり、表面張力によるふくらみ等が起きないため、均一な薄膜が形成できます。
New

W.500×D.500×H.840

W.1,600×D.800×H.1,300
パラキシリレン成膜装置
P-Lavida
プラズマ技術による新方式採用
処理時間が大幅に短縮(約60~80分)
究極のコンパクト性能、ここに集結
P-LAVIDAは、500×500×840mmのコンパクトサイズに、均一なコーティング性能を凝縮。
プラズマ技術による新方式を採用し、低価格・高精度・短時間の成膜を可能にしました。
仕様と構成
- 本体サイズ : 500×500×840 mm
- 処理温度 : Max.200℃(低温処理)
- 成膜時間 : 装置スタート後、完了まで約60~80分(プラズマ方式)
- 必要構成 : 本体 + 真空ポンプ(コールドトラップ不要)
- 導入すれば、すぐに実感
- 最大1/2の処理時間
- 設置スペースの大幅削減
- コストと手間を削減
